願いは叶う
どんな時も夢と希望を忘れないひとりの少女がいた。赤毛の女の子、アニー。孤児院にいるアニーは、いつか本当の両親が迎えに来ると信じて暮らしていた。
そんな少女を主人公としたミュージカル「アニー」
娘達の中学校音楽部の全員で今日、文化祭でのお披露目。
かつらやメイクをした娘は、アニーになりきっているはず。
さて、その演技は?その歌声は?
朝からドキドキしながら会場に向かう。
台本脚本、演出、振り付け、照明、音響、衣装、音源作り・・・その全てを生徒達だけの手で作り上げたこと。
その事がステージの出来よりも何よりも一番素晴らしいことだと思う。
本番が始まり、解りやすいストーリーや素敵な歌にグングン引き込まれてゆく私。
そこに立って歌っているのは紛れも無く娘・・・父親譲りの伸びのある声。
彼女が生まれたときのこと・よちよち歩きだった頃のこと・たどたどしく歌を歌っていたときのこと・父親と一緒に録音したときのこと・コンクールのステージで歌う姿
そして父親を失って涙する姿・今朝仏前で読経していた姿・・・そんな娘の様々なシーンが走馬灯のように私の心をよぎって・・・ずっと涙が止まらない。
彼女の父親の写真をステージが見えるように私の膝に置いて。でも、途中で気付いた。彼は一緒にステージで歌っていると・・・。「そうですよね?」
エンディングは全員で・・・「Tomorrow」を歌い上げます。
朝が来れば Tomorrow
いいことがある Tomorrow
明日を夢見るだけで Tomorrow
辛いこともみんな忘れる
いつか寂しくて ゆううつな日には
胸を張って 歌うの
朝が来れば Tomorrow
涙のあとも 消えてゆくわ
Tomorrow Tomorrow
I love ya Tomorrow!
明日は幸せ・・・
「夢を忘れないで。そうすればいつかきっと願いは叶う。」
会場いっぱいの聴衆は、思春期の彼女達から愛をたくさんもらいました。
「感動をありがとう」
今日は娘をしっかり抱きしめてやりたいと思います。















