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2009年6月に作成された記事

音楽の不思議

今日は、お寺の本堂のために制作した音楽納品日。


美しい照明と、有機的な中にモダンなデザインで仕上がった改装後の某寺院の本堂には、8つの小型スピーカー、そして2つのウーハーを設置した。どんな風に再生されるのか?は現地で試してみなければわからない。場合によってはイコライザー(音場調整のための機材)が必要かもしれない。そう思いながらの納品。

少し緊張しながら早速再生・・・。それはまるで、ずっと前からこの空間に溶け込んでいたかのように本堂を包み込んでゆく。静かな中に大きな包容力があり、時に凛とした空気感とわびさびの表現もあり、我ながらよく完成させられたなあという気持ちで佇んだ。


ご住職はこの音楽に乗せて読経を始められた。お経には音程の変化があるもの、語りに近いもの、朗々と歌うようにあげるもの色々。その複数の種類のお経をあげてくださり、その融合を確認した。

絶妙のハーモニー感。ジャズで言えばテンションを含むコード感。不思議な音表現の中にいて感謝の気持ちが湧き出した。思わず手を合わせた。


「音楽と共にお経をあげた経験はありませんが、音楽の力に助けられてお経を気持ちよくあげられました。想像以上に素晴らしいものが出来ましたね。これは画期的な試みです。」そうおっしゃってくださり、「お経の世界を音楽で表現する」こと「俗世の垢を落とす音楽を」というリクエストに応えられたことに、心から喜びを感じられた週明け。


音楽の長さは18分。「18という数字は仏教の世界では一番意味のある数字です。」私の直観でもあったのだが、18分ものの音楽を2回繰り返した仕上がりで36分大作と相成った。


午後からは産婦人科ドクターからの依頼で制作中の「赤ちゃんを産んだママ達へのエールソングアルバム」の録音のためスタジオに入った。こちらは四季のイメージと子どもの成長をミックスしたピアノ小品と歌ものの組み合わせによる10曲入り。アルバム制作はこれからスタートです。


人は生を受けて、いつか必ず一人で死んでゆくもの。その両方のシーンを身近に経験し、音楽で表現する機会に恵まれたことも何かの縁。


音楽表現の場を与えてくださるクライアントの皆様、制作に力を貸してくださるすべての皆様、ご先祖さま、導いてくださる皆様、日々の私のサポートをしてくださる皆様、両親、子供たち、そして今の私を一番後押ししてくれているお浄土から見守ってくれている主人に…深く深く感謝する一日でした。

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家事の天才

週末は母の見舞に出かけた。

30日のオペを控えて、さぞかし不安なことだろうと想像みてみたものの、整形外科の4床室では一番元気。若い頃から肝っ玉母さんだった人。顔色もよく、人工関節に代わってからのリハビリに備えて体力も気力も十分とみた。

彼女は77歳…今年喜寿のお祝いをしてやらねばならないのに、私の主人の一周忌が終わるまでは…と、何もリクエストすらせず、気を遣わせている。退院したら、せめて家族で食事会位はしようと思う。


母なくして今の私はない。それは命を与えてくれただけの存在ではなく、精神面でも物理的にも…特に子ども達が生まれてこのかた、仕事を持つ私のサポート役をしてくれた。出張時には私の代わりに子どもたちの面倒は一手に引き受け、体調管理、学習管理、精神面管理まで安心して任せられる唯一の存在。


料理上手。整理整頓上手。洗濯上手。裁縫上手。子ども達に言わせると「おばあちゃんは家事の天才」なのだそうだ。全く同感!

両親は年々老いてきて、子ども達は年々成長する。母の身長も私の身長も抜いた娘。


玄関にある靴は、いつの間にか私の靴が一番小さくなった。


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お疲れ様

マイケル・ジャクソン、そしてファラ・フォーセット・・・50歳と62歳。ちょっと早いかな?

今朝のニュースでこのお二人が亡くなったことを知った。

これまでの私とは違う感じ方。

「十分、ご自身のこの世での役目を終えられたんだわ。お疲れ様でした。」これからはもっと自由に自分を表現出来ますね。

人が亡くなるということは、これまではショッキングな出来事だったりしたものだが、主人を亡くしてからその概念が変わった。あの日以来、魂は永遠であることを感じているからこそ・・・


亡き人を誇りに思えたり、この世の役目を終えられたことに対するねぎらいだったり、魂の世界での活躍を祈る気持ちだったり。また生まれ変わって再び会えると信じられる不思議な感覚もあります。

ジョンレノンとはもう何度セッションしたかな?

ご先祖の皆さまには何人会えたかな?

友達のお父さんとは挨拶できたかな?

マイケルジャクソンとはそろそろ会えるのかな?


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アサギマダラ

有機栽培の我が家の10坪の畑には、夏野菜が満載!じゃがいもの収穫を終えたかと思えば、複数の苗を植えた畝は夏野菜が鈴なり状態。

トマト、きゅうり、なす、インゲン豆、オクラ…これらの野菜は一日でグンと大きくなり育ちすぎるのだ。無農薬であることの安心感は何にも代えがたく、社員にもほぼ毎日お裾わけ。

自宅ではこんな風にヌカ漬けにしてひたすら朝夕に食べる。
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冷蔵庫にはTちゃんにもらったヨーグルトが元気に育って、ヌカ漬と一緒に私たち家族の腸内環境を整えてくれている。ありがとう乳酸菌たち。

さてさて今日は主人の7回目の月命日。そして息子の学校の相撲大会。伝統の土俵では白熱した戦いが凛とした空気の中行われた。男子は相撲廻しをしっかり締め込み…いざ対戦!


おや?土俵際に整列した息子の口が私の方を見てパクパク動いている。

「えっ?何言ってんの?」
「パクパク…」
「何?」

その答えはどうやら「ゆるんだ…見えそう」であった(汗)私の締め方が悪かったのか、本人は気になって仕方がない様子。去年までは主人が廻しを締めてくれていたのだが、今年は仕方ない。


気合一発!同じくらいの身長の子同士で対戦する。3年生とはいえ、本気で力を出し合えば、迫力もあって見ごたえもある。息子は相手の気迫と技に惜敗。結果はどうであれ、先週凹んでいた彼が土俵にあがったことが嬉しい。


今は亡き主人が恋い焦がれた渡り蝶「アサギマダラ」土俵に整列したクラス写真撮影のその時!子どもたちの上をひらりと舞って、私の近くにひらりと飛んで来て空に消えた。


福岡では見かけることが少ないレアな蝶の、あまりのタイミングの良さ。「お父さんは羽根になって舞い降りたり、アサギマダラになって飛んできたりするんやね。」

私もそう思います。

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歌に癒され

昨日、月曜日は空間デザイナーのTさんが「亀山家を励ます会」を開いてくださった。

私たち家族と社員の一部、そして友人、彼の関係者などなど20数名がTさんがデザインした窓カフェというスペースに集った。民家を改修して、レトロ感とナチュラル感が絶妙のこの空間。

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Tさんがギター弾き語りをしてくださった。
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彼もまた、12年前に突然奥様を亡くされ遺族経験がある方。「なかなか立ち直れなかったけど、自分を救ってくれたのは歌でした。」この日は、そんな彼が救われたという曲を中心にそれはそれは丁寧に歌ってくださり、その歌詞に浸りながら過ごした。心に届くひと時をありがとうございます。

さてさて火曜日は、朝から写真撮影!

被写体は私。会社のパンフレットやHPなど、企業の顔となるべくオフィシャルな私を自然光が美しいスタジオで、友人でもあるカメラマンKさんに撮影していただいた。

午後からはミュージシャンとしての顔の写真撮影(笑)衣装もヘアメイクもチェンジして…カメラマンとの呼吸を合わせて撮り進む時間は、なかなか楽しい。


万が一、私に何かあった場合の遺影はどちらにしようかな?と、ふと思った。これから5年に一度程度は、きちんと写真を残しておこうと思います。

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夫婦茶碗

某百貨店、家庭用品売り場…栗原はるみSHOPに行った。

彼女は料理研究家として出版も多いが、ナチュラルで気持ちの良い洋服やエプロン、器などのプロデュースもしている。そんな彼女の考えた小物達はみるだけで癒される。力を抜いて自然に暮らしてゆくのに楽しみを見出してゆけそうな気がした。

SHOP内の和食器コーナーのふと棚をみると「お名前入れられます」と書いてある。彼女の母親が自分にそうしてくれたらしい。お椀に名前を入れて「これはあなたのお椀だよ」と。

ディスプレイされた二つのサンプルに目がとまった。
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「しんくん」
「みゆきちゃん」

それは主人と私の名前でした(笑)

先週から、心の隙間が少し空いて寂しげだった息子。

「何も心配しないで。何があってもママがいるから大丈夫。いつでも君の味方だからね。」

寝入りばなの彼の耳元でそうささやきました。こくりと小さくうなずいて私の手を握ったまま安心したように眠りにつく・・・息子に癒されているのは私の方かもしれません。


さあ、あたらしい一週間が始まります。仕事にも気力を注いで、家族のことも大切にして、一日一日を丁寧に過ごしてゆきましょう!

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父の日の朝

どこからともなく降りてくる羽根。

まあ、あれからよく何回も目にする機会があること。


リビングのピアノは省スペース型のYAMAHA・MODUS

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今朝、ピアノの上には一枚の…
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私を見守っているのは鳥になった人?


夕べ、親友のMちゃん夫妻が息子を元気づけるために来てくれた。一緒に夕食を共にし、本を読んでくれて…


「おはよう。息子は少し元気になりました。ありがとう。」


皆様のご想像の通り、子どもたちの前ではなかなか泣けません。我慢はストレスになりますね。


思いきり泣ける曲を聴いてそろそろ溜まった涙を流したい父の日の朝でした。

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カニがやってきた

金曜日はできるだけ長い時間を息子と過ごした。その効果もあったのか息子の心は少し晴れてきた様子。

そんな時、「カニ」がやってきた。

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沢ガニを2匹いただいた。近所の料理屋さんから。たぶん、いやきっと・・・これは食材なのだろう。「沢ガニの天ぷら」なんてメニューが思い浮かぶ。

「K君が喜ぶと思って」なんというグッドタイミング!

早速彼は名前をつけ、じっとカニを見守っていた。
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これは土曜の朝の起きぬけの写真・・・癒されてくれたらいいな…

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想いあふれて

今日は、息子が体調を崩して学校を休んだ…。

二、三日前からちょっと心が揺れていた。それは寝るときの会話で感じ取れる。原因のひとつは私の母の入院。ひざの手術(人工膝関節)を受けるために入院したことを心配して心細いのか、彼はナイーブな面があるので気になるのは無理もない。


もう一つの原因は、もうじきやってくる「父の日」のこと。
テレビでは盛んに父の日特集が組まれている。そんなシーンを見てしまって父親を失ったばかりの彼はさみしいのだ。チャンネルを変えてみたり早く21日が過ぎてしまえば…そう思ってみたけども、父の日は毎年やってくる。ここはいっそポジティブに「さ~て我が家は父の日にどんな楽しいことしようかねえ?」と問いかけ、避けずに過ごせる工夫をすることにした。


君は本当によく頑張っているから今日はゆっくりするがいい。心を休めてまた明日から頑張ればいい。


出社した会社では、全員で食事をしようと、バーベキューランチ!…なんて書くと「よっぽど暇なのね」と言われそうですが、今日のために準備しての開催。みんなで食卓を囲むのは本当に久しぶり。社員たちとの交流ができて有意義な時間。


午後からはクライアントCクリニックのMさんに会いに車を走らせた。Mさんは、ずっと私のことを心配してくださっていた。少し元気になった姿を見てもらえ、これからの使命について話をたくさんした。

「私たちの年になると、生き様が全てよね。」
「これから自分たちにできること、たくさんあるよね。」
「気を緩めずに一緒に頑張りましょう」

同年代の女性同志で共感できる素晴らしい時間だった。ありがとうMさん!

早めに自宅に戻ると、息子は元気をチャージしていた。
「今朝元気なかったけど、大丈夫?どんな気持ちだったのかな?」

これを言うと私が心配するかもしれない…と私に遠慮しながら…下を向いてポツンとこう言った。

「お父さんに会いたい。」

「お母さんもよ。…会いたいね。ほら、お父さんは今だって君のことを心配してすぐそばにいるよ。」

大好きな祖母の入院で、父の日をどう過ごせばいいのかわからない心配で、我慢していた感情が彼の小さな胸からあふれ出た一言に、目頭が熱くなり息子をしっかり抱きしめた。

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日常

火曜日は広島日帰り出張。

6年前に新築移転し、開業されたクリニックへ・・・

弊社とのお取引も6年目になり、当初設置された分娩支援システムも問題なく稼動しているとのこと。安心しました。

「患者様は、一回か二回しか、あの分娩室でお産をしないんだけど、僕達はもう数千回となく過ごしているから、音楽や映像にも飽きてきたかもね?」・・・と、ドクター。う~ん、そうでしょうね。

と、いう感想を頂いて帰りの新幹線で思ったこと。

「分娩室用の音楽も新しい曲を制作しよう」
「分娩室用の映像も新しいものを撮影編集しよう」
「分娩室用の照明も新しいプログラムを準備しよう」

イメージも沸いて、どんどんアイデアも出てくるのだが、如何せん私一人では不可能なこと。早速、社員やブレーンの皆さまにご協力を要請することに・・・


さてさて、今お引き受けしているお寺の本堂用の音楽制作。
クリニックのイメージソング3曲。
出産を終え育児に勤しむママ達に贈るCD作品。
オリジナルのボサノバアルバム制作。
お友達のために作ると約束したギフトソングが一曲。

音楽制作も次々に・・・ありがたいことです。これらを順番に・・且つスピードアップしてこなします。

「亀山さんって人の10倍働いてますよねえ。」よく言われる言葉。

いやいや本当は4、5通りくらいの顔があるからそんな風に見えるだけで、ひとつの事にかける時間は案外短いものなのかもしれません。ドラマを見る時間はないけれど、最近マイブームのタイ式マッサージを受ける時間はあります。ちゃんんと寝てます。ちゃんと食べてます。


昨日は6時起床。朝食準備、子ども達登校。午前中は会社で全体会議。午後は部門ミーティング。書類に目を通し16時の新幹線で広島へ。クライアントと打合せを済ませて新幹線で博多駅へ。駅着後はご恩のある方にお目にかかりご挨拶&知人のライブに顔を出し21時帰宅。子どもの宿題を確認し、書類を整理し、子ども達の制服にアイロンをかけ、メールチェック・・・就寝。

今日は6時に起きて、朝食、子ども達を登校。部屋の片付けと収納グッズを配置。花の手入れ。ぬか床手入れ。息子の忘れ物を学校に届け。熱帯魚にえさ。庭のハーブ達に水やり。アコーディオンの練習。書類作成数通。作曲の手直し。お礼のメール3通。弊社商品の撮影(ベビーモデルちゃんにミルク飲ませ)。ここまでで午後14時。

毎日こんな感じですが、もうずっと長いことこんなペースで仕事をしてきたので、私にとってはごく普通のペース。

さてさて、もうじきトニーさんがレコーディングの続きにやってきます!

今日も普段通りの日常です。「無理しないでね」・・・皆さんにいつも言われます。ありがとうございます。

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音楽に浸る喜び

週末からLIVEモードへ・・・先週土曜日に行ったプロミュージシャンの皆さまとのリハは、曲の進行だけでなく、聴かせどころのツボを押さえたアレンジへと進化し、それはそれは楽しくも勉強になる時間。

本番は日曜。お店に入りきれないほどのご来場者の皆さまにお越しいただき、急遽二階席もバンド控え室を解放しての座席確保状態になりました。

JAZZあり、ポップスあり、ニューミュージックあり、オリジナルありの、温かい空気に包まれた亀山真吾へのトリビュートライブになりました。

ステージの上にいる私たちも観客の皆さまも、同じ想いでその場にいられたことに、心から感謝します。

さて、週明けは、トニーボットトリオのレコーディングで幕を開けました。

ギター田口悌治さん
ベース丹羽肇さんのトリオ。

三人一緒に演奏してゆきます。別々のトラックにマルチレコーディングして、後ほどミックスダウンする方法です。
息の合った演奏はとても心地よく、スムーズに進んでゆきます。

ギターの録音マイクがあまりに素敵なので思わず写真を撮りました。田口さん自前のコンデンサーマイク。ナチュナルでいい音で録れるそうです。

赤い木製の丸いボディ、可愛い!

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パーカッションのセッティングはこちら
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トニーの日本滞在の最後のアルバムを録音する場所が、Symphoniaスタジオであったこと、光栄です!

音楽に浸っていられる幸せな週末と週明けです。

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足りるを知る

米テキサス州フォートワースで開かれた第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで、盲目の日本人ピアニスト、辻井伸行さん(20)が優勝した。1962年にスタートした同コンクールでの日本人の優勝は初めての快挙。

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辻井さんは生まれつきの全盲だが、幼少期から母親と二人三脚で音楽を始め、95年に全日本盲学生音楽コンクール(現ヘレン・ケラー記念音楽コンクール)ピアノ部門第1位。98年にコンサートデビュー、以後、国内の著名なオーケストラとの共演も数多い。


コンクールでの決勝の演奏をテレビで見た。ショパンのピアノ協奏曲第1番、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番などを見事に楽しげに音楽を体で感じ弾いていた。感動で涙が溢れた。


彼の母親がまた素晴らしい!以前読んだ彼女の著書に感銘を受けた。
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「もし僕の目が見えたら、両親の顔が見てみたいです。」優勝後のインタビューでの一言。

「でも、見えなくても心の目で感じていますから、これで十分です」笑顔とともに直後にそう言い切った。


「絶望があったから希望が輝いて見える」これは、辻井さんの母親の言葉です。


時々遠くに行ってしまいたい衝動にかられるけれど、そんな時は辻井さんのピアノを思い出そう。

生かされていることに感謝してシンプルに…今ここに与えられた命を大事にして。

シンプルに…シンプルに・・・多くのことを考えさせられる日でした。

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文通録音

今日は、Translatorsのレコーディングの続き。トニーボットさんの歌を録音し、私も少しコーラスを入れたりした。


英語の曲は発音が大切。トニーはアメリカ人。私が書いた日本語の歌詞を英訳してくれた。それも、メロディに合うように、素敵な英語で。


彼が広州に行っても一緒に音楽制作ができるように、お互いの環境を揃えて、Skypeを使ってやり取りしようと話し合った。


かつては遠方の人とのやり取りには、アナログ録音されたカセットテープを郵送で送ってはお互いに確認しあったもの。今や、NYで途中までレコーディングされたデジタル録音データをネットで送って、続きは福岡で…なんてことも可能になった。ほんの20年前までは、考えられらなったこと。


先月には、ピアノ・ドラム・ギターをSymphoniaスタジオで録音し、千葉のO氏スタジオにデータを送り、ベースを主人の大学時代の音楽仲間であった千葉在住のM氏に弾いてもらったりもした。今日は、その曲に歌を入れた。


そんなM氏からタイミングよくちょうど今日、メールが届いた。


「昨日,出張で稲毛の方に行きました。亀山が学生のときに住んでいたアパートの場所に,確かにアパートがありました。おそらく,建て替えたものだと思いますが。周囲の光景は,ものすごく変わっていました。今度,市川の方に行った時には,そちらのアパートも探して見ようと思います。みゆきさんが千葉の方に来たときに,行きましょう。」


メールの主は、主人と生前約束していたらしい「文通録音」が実現したことをとても喜んでくださった。


かっこいい曲に仕上がりましたよ!楽しみにしていてください。


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一期一会ライブ

6月14日(日)に、あるライブを開催します。


亀山真吾からのメッセージを通訳する・・という意味合いの「Translators」

福岡在住のプロミュージシャンで結成。私がレコーディングプロデュースさせていただいた新設ユニットです。

ピアノ・立花洋一
ギター・内山覚
ベース・丹羽肇
ドラム・栗林裕

立花洋一氏によるオリジナル曲を中心に、「空中再生」チームから有志数人が参加して、幅広いジャンルから故人から受けたイメージを発信します。


いわば「亀山真吾へのトリビュートライブ」です。


この顔ぶれでのライブは一期一会かもしれません。そして、今のこの時期だからこその選曲と、これまでのレパートリーの全てを新しいアレンジでお届けする予定です。

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日時:2009.6.14 (sun)17:30開場 18:00開演

場所:NEW COMBO
   福岡市中央区渡辺通5丁目1-22
   092-712-7809

前売りチケット 3500円 当日券4000円

予定数はすでにSold Outですが、二階席を臨時で準備します。数名の方のご来場が可能です。(10日水曜日時点)

※ 私、このライブをもちまして、自主主催でのライブはしばらく休憩させていただき制作モードに入ります。とは言いましてもちょくちょく様々なライブハウスに出没する可能性は否めません(笑)

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それはずっと前から…

一枚の絵が届いた。

「生前、父が描いた絵です。この絵の中に父はずっと生き続けていると私たち家族は思ってます。みゆきさんの白い家に合うかしら?と思って選びました。」そんなメッセージと共に・・・


画廊を経営なさっていたお父様を失った、ピアニストのCさんから私への贈り物。


コンサバトリーのコンソールの上に飾りました。


淡いブルーの海と、淡い黄色の砂浜のコントラストがやさしい、小ぶりで素敵な海の絵です。

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この空間を想像してコーディネートされたかのような温かい色合いです。


まるで、ずっと前からそこにあったかのよう・・・


送り主の思いやりに感謝します。ありがとうございます。


そして、作者であるお父様…大切にします。ありがとうございます。

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Tony LOVE&PEACE

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トニーボットさん…音楽家。アメリカ、シカゴ出身。

南カリフォルニア大学でクラシックパーカッションにおける修士号を取得しているパーカッショニスト&ピアニスト&ボーカリスト&コンポーザー&アレンジャー&ドラム・サークルの主催者。

空中再生のCDにもパーカッションで参加してくれました。リリース記念ライブでは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。


昨年秋、私と主人と3人で「これからの私たちにできること」「音楽家としての使命」について長時間語り明かしました。


主人の通夜葬儀の会場に駆け付けた彼は、信じられない…と絶句しハラハラと泣きながら私を抱きしめてくれました。


この秋、彼は家族とともに広州へ。インターナショナルスクールの音楽講師として招聘されたのです。


先週、トニーさんの仲間が集まって、彼を見送るサプライズパーティが開催され娘と参加してきました。素晴らしいプロJAZZミュージシャンを中心とするメンバーでの彼とのセッションが続く中、私がピアノを弾いて娘が一曲歌いました。記念写真も撮れてよかった・・・


「パパが生きていたら絶対トニーのために一曲歌ったよね。だから今日は私がパパの代わりに歌を贈ろうかな…」


そんな彼女の決心に成長を感じました。そして、父親譲りの発声を聴いた時、これから私ができる彼女へのサポート。そんな役割がうっすらと見えた気がしました。


トニー。あなたの伸びやかな歌声忘れません。あなたのご親切と愛情を私たち家族は一生忘れません。


ありがとう…LOVE&PEACE!

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リレーされる命たち

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レーシック後の視力は安定。老眼の度合いも少し緩和してきた感じ。メガネ無しの生活にあこがれていたものの、やっぱり近くは見えにくく老眼鏡は結局必需品へと…14日のライブは、晴れてメガネ無しで演奏できる!と意気込んでいたものの、やはり楽譜が見えず断念。こんなフランス製のフレームなら、ライブでも合うかも?

今日、少々思うところあり子ども達に聞いてみた。

「ねえ、今パパはママのことをどこでどんな風に思っているかしらね?」

「僕もいつも感じるわけではないけれど、僕の興味のなかったもののデザインとか気になるようになってきたんよ。きっとその時はパパが僕の中に入ってくるんだ。だからママにもそんなときがあるんじゃないの?パパはママが明るくしてると喜んでいると思うよ。」と、息子。

「私も、自分の意識ではないところでパパがメッセージを届けてくるように感じることがある。ママのことを笑って見守っているよ。おしゃれしたり、自分の好きなことしたりしてた方がパパが喜んでいると思うよ」と、娘。眼鏡のフレームも一緒に選んでくれた。


二人の存在は、私にどんなことが起ころうと、一人じゃないんだ…と思えるかけがえのないもの。

ただそれだけで、ただその存在があるだけで、他には何も必要ないほどに十分に幸せなのだ。


繋がれてきた命に感謝します。

改めて…生まれてきてくれてありがとう。

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ありがたき収穫

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今週もあっという間の週末。農学校の畑に植えていたジャガイモ達。いよいよ収穫です。

メークインと男爵の大小取り混ぜて15キロほど・・・よく育ってくれました。


無農薬での有機農業は、手がかかるから敬遠されがちなのでしょうが、やっぱりこうやってみると安心です。
さてさて、新じゃがたちは、シンプルに料理してこれからありがたくいただくことにします。


自然の恵みに感謝。

周りの皆さまのご厚意に感謝。

良い週末を・・・。

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愛のお裾わけ

音楽仲間のTちゃんちから、養子にやってきた「ヨーグルト」

ありがとう!

聞けば12年もの間、たくさんのお宅にもらわれていったものらしい。

血を分けた…いや、菌を分けた兄弟姉妹たちは、今でもそれぞれのお宅で元気に育って、腸の健康を守り続けているのかと思うと、感慨深いものがあります。


ということで、我が家にもやってきた「乳酸菌」は、スプーン二杯ほどのヨーグルトに牛乳1ℓを入れて、静かに室温で育てる方法。

一日経てば、立派なヨーグルトの出来上がり!また次・次…と繰り返して永遠にそのパワーをつなげてゆくのだから、素晴らしい!

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そのお味は

優しくて

まろやかで

とろけるように美味しいのでした。


天まで届け、感謝の気持ち。

腸まで届け、命のめぐみ。


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作品集

生前、主人は音楽だけでなく、スケッチや油絵、鉛筆で仕上げた作品など沢山の絵を残しています。


そんなイラストや写真を、自宅階段ホールに飾ってみました。
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鳥は、貼ってはがせるシールです。テーブルの上のプリザーブドフラワーは、友人の手作り。


こんなちょっとした作品集コーナーも、時々衣替えのようにチェンジしていけば、それもまた楽しいもの。


若い頃の自画像の油絵も屋根裏収納から出てきました。

「わあ!お父さんそっくり!でも若い頃やろう?カッコつけとうよね~」

そんな台詞を子ども達に言われて照れくさいことでしょう。


さ~て、自画像はどこに飾りましょうか?

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一通の手紙

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「追悼式も無事に終わりました。みんないい唄だと涙・涙でした。たくさんたくさんお世話になりました。東京や名古屋から息子の友達が集まってくるのに、息子だけが帰ってきません。その事がとても寂しくて胸の中にぽっかりと穴が開いたようで、悲しくて淋しくてどうしようもなく何もすることが出来ません。どうしたら息子に会えるんだろう?声が聞けるんだろう?…CDを持ってお墓に行き、息子と一緒に聞いています。この唄は息子が生きていた証。私たち家族の宝物です。一生大切に大切にします。」


亮太君のお父様から、こんなお手紙を頂きました。


心のうちを書き表すことは、遺族にとっての良いグリーフワークになります。私もこのブログを書き続けることで、ずいぶん救われています。

このお手紙…私も一生大切にします。

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君の笑顔忘れない

新聞取材を受けたオリジナル曲。問合せが多く、試聴できるようにしました。You Tubeにアップしました。


20歳で旅立った亮太君のご両親が作詞、私が作曲した、君の笑顔忘れない「亮太FOREVER」。


ご試聴はコチラから。

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二人だけのコンサート

週明けの月曜日。

午前中は、レーシック後の眼科検診へ・・・遠視気味の視力も徐々に落ち着いてくるとのこと。すっかり老眼鏡のお世話になる日常がどこまで改善されるのか楽しみ。もちろん遠くはよ~く見えます!


午後から、ピアニストのKCさんと昼食を・・・。
彼女は、私の主人の存命中をご存知ないのだが、色々と感じるところがおありらしく、ミュージシャンとして、同年代の女性同士として沢山のお話をした。

帰り際「私、みゆきさんのために曲を書きました。聴いてください」そう言ってピアノに座り演奏をしてくださった。

美しく、叙情的で素晴らしいピアノ曲・・・聴衆は私ひとり。

感激と感謝の気持ちで涙がはらはらと溢れた。

「真吾さんのことは存じ上げないままだったけれど、みゆきさんのブログを通じて知る彼の人生は、とても幸せだったのだろうと思いました。素敵な人を伴侶としたみゆきさんもまた、幸せだったのだろうと思います。」

海に散骨した、あの日あの時間に、彼女もその風景をイメージしながら書き上げたという。

「She Calm Sea.」

その一度だけの感動的な生演奏を胸に刻んで、今週も静かにスタートしました。

Cさん、ありがとう。心から感謝します。

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